home > 工房紹介 > グルッペの歩み

グルッペだより 2002年

2002年10月12日(土)ジゴボウは野生の味!

地元の人から「ジゴボウ」をもらいました。今朝5時ごろから山に入り採ってきたそうです。 頂いたキノコは「カラマツダケ」と「?(忘れてしまった!)」の2種類で これらを総称して 「ジゴボウ」と呼ぶそうです。半分は、さっと茹でて大根おろしと一緒に自家製醤油で食べました。 残りは、こちらも自家製の味噌で味噌汁に。 どちらも違う味わいで、野生の香りがしました。

ジゴボウは野生の味
傘の色が少し違います
ジゴボウ
傘の内側は鮮やかな黄色!

2002年10月12日(土)烏骨鶏のひよこ生まれる!

烏骨鶏のひよこ

今朝鶏小屋からピヨピヨとヒナの鳴き声がしました。 よく見ると親鳥の脇にかわいいひよこが隠れています。 2度も蛇に卵を奪われ、今年はもう駄目だとあきらめていたのに…。 驚きです! なんと運の強いひよこでしょう! 親鳥は優しい目でひよこを見つめています。 ひよこは怖がりで、少しの物音でもすぐ羽の下に隠れてしまいます。 他の3羽も、まるで親子を守るかのように戸を開けても外へ出ようとせず、入口の近くに集まっています。 餌は親鳥がつついて細かくして食べさせています。 親鳥が少しでも離れるとひときわ高い鳴き声でピーピーと SOSを発信しているかのようです。無事育ってくれることただ願っています。

2002年10月11日(金)りんごのもぎ取りもうすぐです!

りんごのもぎ取り

りんごの収穫が始まっています。早生種の「津軽」「ジョナゴールド」などは我が家の毎日の食卓に 並んでいます。写真のりんごは「フジ」。 これから色づき、11月には入ってから収穫になります。 日中は半袖でも暑いくらいなのに、夕方からはストーブを炊くほど冷え込む寒暖の差の激しいこの地の気候が りんごの栽培に適しているそうです。 成就地区の「りんごもぎ取り祭り」は11月17日(日)です。ぜひお出かけ下さい。

ページ上部へ戻る

2002年9月15日 青空木工教室開催

グルッペの庭で開かれた木工教室に 東京から来た3家族と名古屋から来た1家族が参加しました。 子供たちは「輪ゴム鉄砲作り」。 大人たちは、「スツール作り」や 糸鋸を使った工作に挑戦しました。

輪ゴム鉄砲の講師
小6の次男悠文が輪ゴム鉄砲の講師です。
CDスタンド
糸鋸を使って作ったCDスタンド。

2002年9月 たまプラーザ東急で木工教室開催

2002年のたまプラーザ東急での「第7回 信州クラフト家具展」での 木工教室の様子です。今年はキッズチェア-を着色して仕上げました。

輪ゴム鉄砲の講師
黙々と作業に熱中するみなさん。
CDスタンド
こんなカラフルな椅子も出来ました。
世界にたった1つのオリジナルな椅子です。

みなさんの笑顔

とてもかわいい椅子が出来あがりました。みなさんの笑顔がうれしいですね。今年の木工教室は、着色仕上げをしました。 乾燥に時間がかかるので、教室は一日一回に設定しゆっくり作りました。とても個性的な作品が出来あがり、みなさんに喜んでいただきました。

ページ上部へ戻る

2002年9月8日(日)トマト豊作!

畑の話題が続きますが…。トマトも良く出来ました。狭い畑に、苗をついつい植えすぎて、 苗が成長すると 風通しが悪くなり雨が降ると蒸れてしまい、

トマト
今日、収獲した野菜。茄子・キュウリ・ゴーヤは終わりそうですが、 トマトはこんなに採れました。
トマト2
加工用トマト。細長くてピーマンのような形です。水分が少ないので、ソースにする時 煮詰める時間が短くて済みます。
トマト3
収獲した野菜で娘のひかるが作った「顔」。NHK教育テレビ「ハチポチステーション」の 「ダイヤさん」に似ていませんか?
トマト4
トマトを煮詰めて、トマトソースを作りました。 煮沸・脱気してビン詰めをするのはちょっと大変ですが、これで一年間、 おいしいシチューやスパゲッテイが食べられます。 全部で30個できました。もう1~2回は作れそうです。

ページ上部へ戻る

2002年8月20日 たまプラーザ東急の展示会の準備中!

8/23~9/3まで横浜のたまプラーザ東急で行われる展示会の準備に追われています。今年も担当するウッドクラフト教室のキットやパズルの製作にがんばっています。 近くの方は、遊びに来てください。

きのきのパズル
糸鋸で「きのきのパズル」を作っています。
スツールキットの製作
スツールキットの製作。ボール盤で脚に穴を開けます。

ページ上部へ戻る

2002年8月8日(木)津南森林組合に製材に行く

小川村内の方で、自分の山で切った栃の木で座卓を作って欲しいとずっと頼まれていましたが、 手持ちの機械では手におえない状態でしたので 大型のワイドベルトサンダ-のある新潟県津南町の森林組合に 行って来ました。森組の富沢さんお世話になりました。 帰りに子供たちと渓流釣りに挑戦しましたが(これがもう1つの目的)、ぼうずでした。夜の林道はちょっとおどろの「千尋」の世界でした。

帯鋸
帯鋸で表面を舐めていきます。
栃の一枚板
栃の一枚板です。
ワイドベルトサンダ-
大型のワイドベルトサンダ-。
大きな機械の迫力にびっくり
子供たちも見学しました。大きな機械の迫力にびっくりです。

ページ上部へ戻る

2002年8月4日(日)夏野菜最盛期グルッペの畑

夏の暑い日差しの下、野菜たちが元気に大きくなっています。 今年のグルッペの畑は、例年になく順調です。 採れたてのトウモロコシの甘いこと!枝豆は豆の味がして最高!です。

トマト
キュウリのトンネルができました。
トマト2
特大キュウリ、ピーマン、トマト、ニガウリ。
トマト3
夏は毎日キュウリづくし。スープに、炒め物に、漬物に…。
トマト4
ニガウリはゴーヤチャンプルがお勧めです。

ページ上部へ戻る

2002年8月1日(水)ヘンな虫発見!

ヘンな虫発見

今日収穫した茄子とピーマンにこんな虫が付いていました。 数mmの大きさで、最初は草の種かと思いました。が歩いたのです! 棒でつつくよバッタの様にピョンと飛び跳ねます。 どなたかこの虫のことご存知でしたら教えてください。

2002年7月30日(火)烏骨鶏の卵蛇に襲われる!

蛇に襲われる

鳥小屋にとぐろを巻く蛇。3つあった卵が1個しかありません。棒で叩くと口の卵を吐き出して慌てて逃げて行きました。初めての蛇の襲撃でした。

ページ上部へ戻る

2002年7月17日(水)夏野菜収穫始まる!

今年の畑は家の前だけに縮小しましたが、これまで10年間に養った 「ほったらかし農法」と「完全有機農法」の集大成!

まるでジャングル
まるでジャングルのようですが…畑です。
烏骨鶏もお散歩

2002年7月 キッチンチェアー2脚製作!

キッチンで踏み台に補助椅子にと便利なようにスペースをとらないように 高さの違う椅子を入れ子にして収納できるように工夫しました。

キッチンチェアー
キッチンチェアー2

ページ上部へ戻る

2002年6月 木工2人展「長野の空と相模の大地から」

6月20日から25日、国立アートスペース88で 「限られたスペースで機能的に使える家具」をテーマに 相模原のカーペントリーさと森さんと2人展を開催しました。

木工2人展
木工2人展

2002年5月4日(土)春のお散歩

友人達が泊まりに来てくれました。 先日お祭りが行われた成就神社までみんなで散歩しました。 新緑とアルプスが美しい1日でした。

アルプス撮影場所
いつものアルプス撮影場所付近。
山菜摘みながらお散歩
成就神社まで山菜摘みながらお散歩

ページ上部へ戻る

2002年4月29日(月)成就地区の春祭り

成就地区の春祭りが行われました。 天気予報に反して晴天に恵まれました。 お祭りの神様のお陰でしょうか?

獅子舞を奉納
アルプスを一望できる道祖神の前で獅子舞を奉納します
成就神社
成就神社にはためく幟。
鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳が青空に映えていました。今日は「アルプス展望台」のカメラマンも多かったようです。
神社から成就地区とアルプスを望む。

ページ上部へ戻る

2002年4月28日(日)花いっぱいのグルッペ

花いっぱいの季節になりました 例年よりちょっと早いけど庭のチューリップや水仙は満開です。 グルッペの庭が一番きれいな季節です。

満開のチューリップ。
満開のチューリップ。
愛犬グルと烏骨鶏
庭で昼寝のお供をする愛犬グルと烏骨鶏
熟睡中のグル
工房前で熟睡中のグル
ビオラもパンジー
ビオラもパンジーも満開です。
お散歩中の烏骨鶏
お散歩中の烏骨鶏
蜜蜂
庭梅の花に誘われた蜜蜂。

ページ上部へ戻る

2002年3月3日(日)春の訪れ

キュウリがたくさん採れだしました。 小さな畑に10本くらいの苗を植えているので採れ出すと毎日5本くらいづつ収穫できます。 そのカレンダーを1枚めくったら、空も冬の雲を1枚脱いでくれたみたいです。 日差しがまぶしく感じ、お日様が気持ち良い! 雪解けの斜面には、福寿草が咲き出しました。 来年用の薪割りも開始!小鳥がさえずりだしグルは散歩が楽しそう… みんなが待っていた「春」が来ました!

薪を割る
薪を割る長男
薪割にはまった
こちらは次男。二人ともすっかり薪割にはまってしまいました。
春一番の福寿草
春一番の福寿草。 モノトーンだった冬の景色がこの黄色で急に春の景色に変わります。
グル
一周してくると脚は泥だらけ。家の中も泥だらけ。

ページ上部へ戻る

2002年1月8日 薬師寺にて‥明けましておめでとうございます。 今年もよろしく!

大阪に帰省した帰りに、今年は奈良の薬師寺に寄りました。15年ぶりです。 改めて世界に誇る日本の木造建築を残してくれた飛鳥人の木に対する思いに感銘し、 今、現代で物作りに携わる者として、原点を見たような思いで気持ちを新たにしています。 築1300年といってもそのままの姿ではなく、幾度も修理が行われていることが すばらしいことです。その為に、作る段階で修理をしやすいように工夫していたり、 専門の修理する工人達がいて、口伝えを伝承しながらそれを守ってきたということ。 21世紀を迎えた現代人はもう一度飛鳥時代の物作りの心を見直すべきではないでしょうか。 現代の製品の多くが、「買った時が最高」で壊れた場合「修理するより買ったほうが安い」と いう理由で廃棄にする。これではいけませんよね。 我々の作る無垢の家具はそこまでいきませんが、飛鳥人の智恵を原点に永く使える物、 修理するに値する物を作っていきたい思います。

西岡常一さんの「木のいのち,木のこころ」より
法隆寺大工の口伝
「神仏をあがめずして社頭伽藍を口にすべからず」
「伽藍の造営には四神相応の地をえらべ」
「堂塔建立の用材は木を買わず山を買え」
「木は生育の方位のまま使え」
「堂塔の木組は寸法で組まず木の癖で組め」
「木の癖組みは工人たちの心組み」
「仏の慈悲心なり,母が子を思う心なり」
「百工あれば百念あり、これひとつに統(す)ぶる。これ匠長の器量なり。百論ひとつに止まる、 これ正なり」
「百論をひとつに止めるの器量なき者慎みは惧(おそ)れて匠長の座を去れ」
「諸諸の技法は1日にして成らず、祖神たちの神徳の恵みなり、祖神忘るべからず」
などなど百以上あるそうですが、それぞれ現代の諸問題の答えになるような深い意味があり はっとさせられます。是非西岡常一さんの本読んでください。

薬師寺金堂
薬師寺金堂
薬師三尊
薬師三尊
再建された西塔
再建された西塔
みんなの無事を祈願しました。
みんなの無事を祈願しました。
ページ上部へ戻る