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グルッペだより 2003年

2003年12月21日(日)初雪が大雪!

初雪が大雪

今年は例年になく暖かくて、なんだか変だな?と思っていたら、 やっぱりやってきました。空の上から白いものが「チラチラ」と‥ではなく「どっさり」降ってきました。 初雪が記録的な大雪です。長野市内でも30cmは積もったでしょう。朝、外を見てびっくりです。 長野市内は除雪が来ないことにもびっくり! 小川村は雪の量は多いけど、午前中にはきれいに除雪してくれ て車は走りやすかったのに、市内の道路は翌日でも積もった雪で凸凹。車が滑ってちょっと怖い思いをしました。 こんな日は誰も外に出たくはないのですが、それでも部活で学校に行く兄たちの歩く道を作り、 仕事に向かうお父さんの車を出すために、 ひかるは朝から雪かきをしてくれました。 こんな大雪の日は珍しいのでしょうが、 雪はスキー場だけでいいのに‥雪国暮らしの感想です。

2003年12月8日(月)お菜(な)は洗ったかい?

晩秋の長野の風物詩といえば”お菜洗い”です。 特にスキーなどで冬長野を訪れると、必ずご馳走になる”野沢菜漬け”。 あの噛み締めるとじわっと口の中で広がる味と、歯ごたえを懐かしいと思う人は多いのではないでしょうか? この辺りでは11月の終わりから”野沢菜漬け”のために、 大きな樽に水を張り、”お菜”を洗う姿が、 どの家でも見られます。雪が降る前の大事な仕事です。1軒の家で100キロ近いお菜を漬ける人も 珍しくありません。 長野に来た頃何度かトライして失敗し、もらうばかりになっていた野沢菜漬けに今年は、 お隣のKさんと一緒に再度挑戦しました。2軒で15キロ。 おばあちゃんたちに話したら笑われてしまうほど 少ない量ですが、2人で2時間くらいかかりました。「長野に住んでいる」ことを、実感するひと時です。 おいしく漬かりますように!

野沢菜15キロ
これで野沢菜15キロ。
野沢菜漬け
唐辛子・じゃこ.昆布・柿の皮・塩を振って重石を載せます。

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2003年11月27日(木)&12月7日(日)今年も醤油絞り。

今年も醤油絞りの時期になりました。 小川村に来て醤油作りの仲間に入れてもらってちょうど10年目。刺身も煮物も蕎麦やそうめんの汁も、 我が家ではこの自家製醤油です。 子供たちは醤油といえばこの味しか知らないくらいです。 毎年もろみの出来具合が違うので、微妙に味は違うはずですが、小さい違いは気にせず「我が家の醤油」を 楽しんでいます。 どんな味?とても香ばしくてまろやかな味です。‥是非味見に遊びに来て下さい。 長野は寒いのでできるだけ暖かい所が良いという事で、昨年は小川村のビオトープさんの温室に諸味を 置かせてもらっていました。今年は、長野市内の家の軒先に置きました。 小川村よりは暖かいと思ったのですが‥温度の加わりが今ひとつだったようです。 来年はもう一工夫してがんばるぞ!

醤油絞りの会場
近くのペンション「ビオトープ」さんの駐車場が醤油絞りの会場になります。 晴れているとアルプスがきれいに見えるのですが‥残念。
ビオトープさんの今年の諸味
ビオトープさんの今年の諸味。味噌のようにボソボソしています。 大変良い出来です。我が家のもっと水っぽかったなぁ。
諸味にお湯を加えよくかき混ぜます。
諸味にお湯を加えよくかき混ぜます。
醤油作りに魅せられて
醤油作りに魅せられて自作の「船」まで作ったKさんが、 柄杓ですくって麻袋に詰めていきます。
醤油絞りの装置を「船」と呼びます
反対側から醤油が絞られて出てきます。この醤油絞りの装置を「船」と呼びます。
麻袋で濾されて出てきた醤油
麻袋で濾されて出てきた醤油。紫色に輝いて、いい香り
ジャッキで圧力
ジャッキで圧力を掛けるとすごい勢いで絞られていきます。
灰汁をよく取り除きます
絞った醤油は、大釜に移し温度計を入れて89℃まで火を入れます。 浮いてきた灰汁をよく取り除きます。
薪を掻き出します
温度が89℃以上に上がらないようにすぐ薪を掻き出します。
1升瓶35本前後の醤油が取れます
今年の醤油ができました。1本の諸味から1升瓶35本前後の醤油が取れます。
1升瓶に静かに詰めていきます
10日ほど静置して「おり」が下りるのを待ちます。 その後熱湯で殺菌した1升瓶に静かに詰めていきます。これは子供たちの仕事。
カビ防止
カビ防止に上に少し焼酎を載せて栓をして、順番に番号をつけて出来上がり。

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2003年11月1~2日(土~日)「木」と出会う

「木」と出会う

紅葉狩りを兼ねて、お客様が見学に来て下さいました。 一家族は東京都大田区から早朝新幹線で出発され、長野市のショールームで製品を見ていただき、 その後レンタカーで小川村の工房へ向かい、製作過程や原板を見学。シンプルデスクの天板を自分の目で 選んで頂きました。 感想を頂きましたので「お客様の声」に掲載させて いただきました。お昼少し前には見学も終わり、戸隠方面へドライブに出発。秋晴れの長野を堪能して、 長野駅に戻り、新幹線で帰路に着きました。8時ごろにはご自宅に着かれたとのこと。 有意義な一日を過ごしていただけたのではないかと思っています。 もう一家族は、長野市内の方。始めにショールームにお越しいただき、翌週工房のほうへお越し頂きました。 ダイニングテーブルの天板をいろいろ悩んで選んで頂きました。 原板を選ぶところから関わって頂けると、 きっといっそう愛着も湧いてくるのではないでしょうか?自分の気に入った「木」と出会う。 そんな機会を作っていけたらいいなと思います。

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2003年10月25日(土)天高い秋の空

爽やかな秋晴れ。空はどこまでも青く澄み渡りました。 柿もりんごも豊かに実っています。11月に入ると晴天が続くことが多く、紅葉狩りには最高の季節です。 11月16日(日)は小川村成就地区の「完熟りんごもぎ取り祭り」が 開催されます。グルッペもパズルなどを販売します。アルプスの風景を見て、りんごのもぎ取りや木工遊びを 体験して、ショールームで家具を見るなんていう旅行はどうでしょうか? 秋の信州へ是非お越し下さい

リンゴとアルプス
リンゴとアルプス2

2003年10月7日(火)我が家の愛犬「グル」永眠する。

「グル」永眠する

グルッペを開設した翌年から我が家に来て、 11年あまり一緒に暮らした愛犬「グル」が静かに永久の眠りにつきました。 思い出のアルバムを作ろうと過去の写真を引っ張り出してみると、 いつでもどこでもグルが一緒に写っていました。 空気のように家族と一緒に居たので今でも亡くなったことを、 どこかで信じられないでいます。小川村の工房の前に今で座っているような気がします。 「グルの思い出のアルバム」もまた復活しますね。

2003年10月12日(日)海の幸に感謝!

早朝4:30起床。5時発。小雨模様の空を気にしながら、 新潟の直江津港へ向かいました。3度目の海釣りです。1回目は直江津港で、2回目は糸魚川でキスを釣り、 「釣り」の楽しさに目覚めてしまいました。 3度目の今回は、「アジ」を狙って直江津港へ!朝食を買ったコンビニや釣り道具屋には、 早朝から釣り好きのおじさんたちがたくさん来ています。おじさん情報で釣り場を教えてもらい (釣り好きの人たちって本当にみんな好い人ばかり…)岸壁へ。 「アジ」は釣れませんが博文が「サヨリ」を釣りだし、みんなも仕掛けを変えて、「サヨリ」狙いに変更。 おもしろいように釣れ出しました。一人だけ「坊主」の玄文が諦めきれず、 もう一度「アジ」にチャレンジ宣言! 対岸の岸壁にポイントを移して釣り出すと、念願の「アジ」が釣れ出しました。 結局、「サヨリ」も「アジ」も17匹ずつ。 おまけに「カレイ」まで釣り上げて、みんな大満足で帰りました。 アジとサヨリの唐揚げとカレイの刺身は絶品でした。北海道からの秋鮭も届き、チャンチャン焼きに。 海の恵みに感謝した1日でした。

釣りの師匠
釣りの師匠はスタッフの藤野
あたり」が来ないかな?
「あたり」が来ないかな?待っている間も楽しい。
「サヨリ」の口
「サヨリ」の口は、下の方が長く伸びてくちばしのようになっているのを初めて知りました。
カレイを5枚におろす藤野
カレイを5枚におろす藤野。

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2003年10月2日(木)秋の味覚「網茸」を味見

小川村のお隣のおじちゃんから「あみたけ (網茸…きっとこの字だと思います。)」を 貰いました。 去年は友人からじごぼうを貰い初めて味わいました。 きのこ狩りができたら秋の楽しみはもっと大きくなるのでしょうね。 都会育ちの私たちは、残念ながら茸の見分けがつきません。頂くばかり…。 さっと茹でて、大根おろしと和えて、味噌汁に入れて頂きました。熱を加えるとすぐ柔らかくなり、 秋の香りがしました。 一緒に貰ったアケビの葉がかわいい! 翌日はひかるの誕生日。かわいいケーキの飾りになりました。

網茸
網茸2

2003年9月21日(日)屋外卓球場大活躍!

屋外卓球場大活躍!

卓球台を買って、庭に屋外卓球場を作りました (晴れたときに引っ張り出すだけですが‥) これがみんなに大受けしています。 小3のひかるから、大人まで年齢を問わずみんなで遊べます。夏休みに友人たちが遊びに来た時は、幼稚園の子供も仲間に入って、夢中になりました。 屋外なので、風が吹いたり、夕日が眩しかったり‥場所によるハンディは大きいのですが これがまた笑いの種。突然の「風の魔球」に大笑いです。 前期の期末試験中の玄文も、 バスケの練習でへとへとの悠文も、「お~い。やるぞ!」の一言で集まってきます。 難しい年頃(?)の子供たちとも一緒に楽しめるし 、運動不足の解消にもなります。 今週のFriday Nightは、先日録画しておいた「ピンポン」をみんなで見る予定。 また、土曜日には「卓球やろう!」の声が挙がることでしょう。晴れるといいな!

2003年9月19日(金)パソコンクラッシュ!

パソコンクラッシュ

仕事でメインで使っているパソコンがクラッシュしてしまいました。 朝立ち上げたときは問題なかったのですが、突然使用中のソフトがフリーズ。 強制終了して再起動したら DOS-V画面になり、「システムディスクを入れなさい」との指示。ハードディスクのランプが付きっ放しで ディスクが回っていない‥ 玄文が、他のパソコンに繋いだりあれやこれやと悪戦苦闘してくれたが 「ハードディスクを交換するしかない」との結論でした。まだ、保証期間内だったので、 ただ今 修理に出しています。何度かウイルスにやられ、痛い目に会っているので、データは基本的に 別のパソコンにバックアップしてあるので、 今までのように慌てることはなかったのですが それでも、最近作ったいくつかの資料が回収不能になりました。 今は、サブのノートパソコンにつないで どうにか仕事は続けていますが、ソフトを入れなおしたり、接続をし直したりとかなり時間を取られました。 突然来るパソコンのトラブル!最近順調だっただけにやはり油断は禁物!と改めて気を引き締めました。 皆さんも、ご注意を!!

2003年9月9日(火)6万年に一度の天体ショー

パソコンクラッシュ

昨夜の天体ショーをご覧になりましたか?あと2日で満月になる月の下を赤い火星が通過して行きました。 夜9時ごろ庭に出てみると 、ちょうど火星が月の下で赤く輝いていました。 昨年天文台の教室で作った自作の天体望遠鏡を庭に出し、 みんなで観察しました。夜空は良く晴れて、 望遠鏡を覗くと月の光が予想外に明るくて眩しいくらいでした。 クレーターまでよく見えました。 みんなで代わる代わる覗いている間のわずかな時間でも、月と火星の位置はどんどん変わり 日頃はあまり意識しない地球の自転の早さを実感しました。 その後は、縁側で月を見ながら月見団子をほおばりました。やっと涼しくなってほっとして見上げる夜空。 日本の習慣は良いもんですね。

2003年7月20日(日) 小布施見にマラソン完走!

第1回小布施見にマラソンに出場しました。 走る距離はフルマラソンの半分、21.0975キロです。 国道など広い道路ではなく、土手や野道、集落のなかの路地、 いわば生活の場を走ります。すてきに磨かれた、世界一の草レース。 エントリーは、グルッペから、バスケで鍛えてるぞ!中1の悠文。 最近マウンテンバイクで通勤、 アウトドア派藤野。昔は陸上部で鍛えたぞ、でも長距離は苦手、博文。 お隣のkさん(フルマラソンも走ったことがある経験者。 でも最近は走ってないなぁ)。 kさんの会社の友人。合計5名で出場しました。 スタート地点やゴール地点、また沿道のいたるところで、一流のアーティストによる調べや、 アマチュア有志の奏でを、楽しめました。楽しいイベントでした。

出発前のみんなの笑顔
出発前のみんなの笑顔。頑張って完走してね。
まだまだ余裕の走り
17キロ付近。まずは中1の悠文がさっそうと走ってきました。まだまだ余裕の走りです。
次は藤野
年齢順で次は藤野。笑顔がこぼれています。がんばって!
博文登場
やっと博文登場。日頃走っていないので脚が痛そう。 でも、ビデオの前では元気に走る演技(?)を楽しんでいます。
脚がつった人の人助け
途中、脚がつった人の人助け。
全員無事完走
全員無事完走!おめでとう。来年も挑戦するぞ!!

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2003年7月21日(月)醤油のもろみ天地返し

自家製醤油を作り始めてもう10年近くになります。 4月に「もろみ」に塩と水を加え樽に詰めます。秋まで、家の南側の軒先で太陽を浴びせながら発酵させます。 月に1度、この「もろみ」を天地返しして全体が均一に発酵するようにします。今日は今月の天地返しの日。 見た目は味噌のようですが、香りは醤油のいい香りが漂います。 手に付いた「もろみ」を舐めるとしょっぱい!

醤油の樽
家の軒先に置いてある醤油の樽。
醤油のいい香り
被せてある布を取ると醤油のいい香りがします。
つぶつぶの「もろみ」
つぶつぶの「もろみ」。大豆の粒が見えます。
中はとっても柔らかい
表面は少し固くなっていますが、中はとっても柔らかい。

2003年7月21日(月)キュウリの季節が来た!

キュウリがたくさん採れだしました。 小さな畑に10本くらいの苗を植えているので採れ出すと毎日5本くらいづつ収穫できます。 そのまま自家製の味噌を付けてかじったり、糠漬け・即席漬け、サラダに入れたり、 ラタトゥーユ風にトマトや玉葱とシチューにしたり、きゅうりばっかしの料理が続きます。 極めつけはこの「韓国風炒め物」。にんにく・長ねぎを刻んで挽肉と炒め、鷹の爪・切り胡麻を加え 醤油で味をつけます。刻んだキュウリに塩をして 一緒に炒め片栗粉でとろみをつけると出来上がり。 ちょっとピリ辛で、夏バテ回復にもってこいの料理です。1回で7~8本は食べてしまいます。 これが食卓に並ぶと「夏だね!」と言う声が上がる我が家です。

akaezomatsu
キュウリは2種類作っています。とげとげのキュウリは昔のキュウリの味です。
akaezomatsu
大皿にどーんと盛ってさあ召し上がれ

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2003年7月18日(金)自家製食材で朝ご飯!

最近、パンをまた焼き始めました。天然酵母のパン作りを教えてもらってから 一時ずいぶん熱心に焼いていたのですが、オーブンが壊れて‥すっかりご無沙汰してました。 新しいオーブンで焼き始めたパンは、子供たちにも大好評です。 今朝のご飯は、我が家の畑のきゅうり・ミニトマト・ 家の烏骨鶏が昨日産んだ卵の目玉焼き・ 自家製のカスピ海ヨーグルトに、 友人の斎藤さんの栽培した手作りのブルーベリージャム。なんだかとってもリッチな気分の朝でした。

今日のパンは、バターロール。
今日のパンは、バターロール。噛み締めると小麦粉の味がして、おいしい!
自家製食材勢揃い。
自家製食材勢揃い。

2003年5月3日(土)青空木工教室で「木のフォーク作り」に挑戦!

今回の木工教室は、「木のフォーク」作りに挑戦。材料は家具製作の端材。 端材の形を生かして個性豊かな楽しいフォークが出来ました。木を削るって楽しい作業です。 昼食は、野蒜のスパゲッティ。フォークを作らないと食べられないぞ!

真剣な表情で小刀を使います
真剣な表情で小刀を使います。
糸鋸で荒木取り
糸鋸で荒木取り。
楽しいフォークが出来ました。
こんなに楽しいフォークが出来ました。
手作りの味わいがいっぱい!
手作りの味わいがいっぱい!

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2003年5月3日(土)青空木工教室で「野蒜(のびる)のスパゲッティ」作り!

春の山菜「野蒜」が大きくなりました。斜面のあちこちで、野蒜が伸びています。 このあたりの人たちは、「おやき」に入れて食べるのが大好き。 私たちは、グルッペ流にスパゲッティに和えてみました。 春の香りのするスパゲッティの出来上がり。

野蒜
野蒜の「玉」を切らずに掘り出しのは、コツがいります。
大きな「玉」
こんなに大きな「玉」が掘り出せました。
野蒜
30分くらいでこんなに採れました。
大きな「玉」
アツアツを召し上がれ!

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2003年1月7日(火)どんと焼き

2003年が始まりました。グルッペは毎年年末年始を大阪と東京の実家で過ごすので、 地区の人達と新年の挨拶を交わすのはこの「どんと焼き」の時です。 「今年もよろしく」「大阪はどうだったかい?」と、大人達はお神酒を飲みながら、談笑します。 子供達は餅やイカを焼いたり、 みかんを食べながら新学期の持ち物の確認をしたり… お正月気分を改めて、新年のエンジン始動開始!

行ってきま~す。元気に家を出た二人。
5㌔地点。応援と撮影に備える息子二人。

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